2010年06月17日

配管周り


新築時の配管立ち上がりです。
口の部分のテープはめくってはいけませんが
その他の部分は確認が必要です。
シロアリの侵入ルートが隠れています。
必ず侵入するかといえばそうとは言い切れませんが
下手なマニュアル式大量散布をするよりも
このような個所をしっかり押さえていく方が効果的です。


  


Posted by あり屋 at 21:07Comments(0)シロアリ

2010年06月09日

玄関付近のクラック


玄関ポーチと基礎立ち上がり部分です。

拡大すると境目は隙間があります。
玄関付近の羽アリの発生やドア枠などの被害で
床下はなんの被害もないという事があります。
知識のない業者では、直接羽アリが住み着いただの保証外だの言います。
しかしポーチ部分のちょっとした侵入ルートに気を配れば答えは簡単に出ます。
タイルやモルタルが張られても、基礎とは完全に一体にはなりませんので
クラックや浮きができてきます。
そこを利用して侵入し、玄関周りに被害を出していきます。
薬剤の種類や濃度を考えて使うのは当たり前ですが
特に新築時のコンクリートのアルカリ濃度が高いうちは尚更です。  


Posted by あり屋 at 19:39Comments(0)シロアリ

2010年06月02日

施工の傷を減らす


玄関壁部分の写真です。
玄関が建物よりはみ出した構造ですので
この部分は床下から確認できません。
玄関は構造上、シロアリの被害が多い場所ですので
何かしらの対策がとられます。
しかし、無闇に穴をあけ薬剤を処理するのもスマートではありません。
この現場の場合、この位置から低圧で薬剤処理しましたが
4尺5寸(1.365m)先の土台と基礎の隙間にまで薬剤が浸み込みました。
すべての現場がこうなるとは限りませんが
マニュアル式に毎回同じ場所に穴をあけたりするのではなく
現場で状態をよく観察して、自作や特注の道具を使い
考えて施工すれば余分な傷(穴)は少なく出来ます。
  


Posted by あり屋 at 19:31Comments(0)シロアリ