2009年06月24日
少薬剤での処理
コンクリート倉庫での被害です。
荷物を置くために敷いた木材に
ヤマトシロアリが侵入していました。
見にくいですが白いのがみんなシロアリです。
自由にできる倉庫なため、やりたいよう自由に駆除しました。
マニュアルに頼れば穿孔だの㎡何リットルだのなりますが、
どこから、どのように、どう被害を出しているかを
考えればマニュアルは必要ありません。
濃度と特徴を活かせる薬剤を、霧吹きで少量処理しましたが
数日後には写真のようにシロアリに行きわたり駆除する事ができます。
これを掃除し、もう一度木材を置くと、数日後には
まだ残っていたシロアリが異常行動を起こし死んでいきます。
薬剤はただ大量に撒くものではありませんので
その場に合わせ最少量で済ませたいものです。
2009年06月20日
生殖虫
非常に見えにくいですが
飼育ケースから出た羽アリを
別のケースに移しておいたところ
側面で生息が確認できました。
ヤマトシロアリの生殖虫は現場でも見た事はなく、
写真でもなかなか見る事はできません。
このまま生き続けてほしいものです。
2009年06月12日
花壇からのシロアリ侵入

住宅に密接させた花壇からのシロアリ侵入です。
この写真は防除士仲間、望月氏より頂きました。
基礎はおろか、壁位置まで土を入れ花壇を設置してあります。
その結果、窓枠に向かい蟻道が構築されています。
基礎と壁の境目も心配ですが、
何かの形に沿う事の多い蟻道がそのまま出来上がっている写真です。
住宅周りは出来るだけシンプルにすることで
このような侵入はかなり減ってきます。
いきなり薬剤に頼るのではなく、構造を考える事もシロアリ対策です。
2009年06月03日
外部侵入
今回も外部からの蟻道です。
基礎でも、このような変化のある場所は
蟻道がよく見つかります。
何かの形に沿う事の多いシロアリにとっては
都合がよいのでしょう。
この現場、床下の土台等には被害がありませんが
2階から羽アリが出ています。
薬剤の力でシロアリを抑え込むのではなく
雨の状況を見ながら少々考えた駆除をしなければなりません。