2009年08月27日
床下点検
床下点検の写真です。
地面は防湿コンクリートですが
基礎とは時期がずれてコンクリートが打たれる為、
クラック(隙間、割れ目)が出てきます。
そこに、このように基礎に張り付くような
束や束石部分は、シロアリの侵入しやすいポイントとなります。
一ヶ所一ヶ所、束の裏まで丹念に見て来る事が重要です。
2009年08月21日
土台付近
新築時の土台付近です。
土台には加圧注入材が使用されていますが
和室などはこのように何の処理もされていない木材を背負わせる場合があります。
シロアリの侵入があった場合は、無処理の材に被害が集中したり、
加圧注入材と無処理材の間などに被害を出します。
また、発砲系の断熱材が使用されればそちらにも生息範囲を広げていきます。
新築工事は施工基準に従わなければならない事が多いですが
少しでも考えながら作業すれば、ただ闇雲に薬剤を使用した時と比べ
大きく差が出るものだと思います。
2009年08月08日
飲料水
ビルやマンション、団地などの屋上、地上に
このようなタンクが設置してあるのを
見かける方もいると思います。
アパートや店舗などでも
地上にFRP製のタンクがあったりします。
この中は、皆さんの生活用水、飲料水が入っています。
水を抜いて中を見てみると
サビなどの汚れでこのような状態に
なっている事がほとんどです。
しっかりと清掃、殺菌消毒していくことで
きれいな飲み水が皆さんに供給されるのです。
たまに「カルキ臭いな」
と思われる人もいるかと思いますが
しっかりとメンテナンスされている証拠ではないでしょうか。
2009年08月07日
点検口
点検口の作成を大工さんに依頼しました。
床下では、基礎に通風孔がありますが
小さすぎて人が入ることができない場合があります。
和室なら畳を上げて床板を外せますが
洋間ではそうはいきません。
通風孔を削岩機で砕き、大きくする工事もできますが
私は、基礎の強度を下げたくないため
大工さんに依頼し床に点検口を作ってもらいます。
家の強度を下げずに床下を点検可能な空間にする事は大事だと思いますし、
シロアリ対策のみならず水周りのトラブル時などにも対処が簡単になります。