2018年04月17日
ムカデ

暖かくなってきました。
私がよく依頼されるのは白蟻とムカデ、ムカデと言えばあの忌々しい姿をパッと思い浮かべる人、または外で小さなものしか見た事がないという人、地域によりそれぞれだと思います。
生息の多い地域だとモンスター級のムカデが毎年何匹も家の中に入り込み、夜中に噛まれたとか靴の中に入っていたとか悲鳴を上げる程の恐怖を味わっているわけです。噛まれると本当に痛くて一匹見るとかなりの間ビクビクします。
基本的に奴らは夜行性で、家に住み着くというよりも餌となる他の生き物を探して侵入してきます。そしてそのまま朝を迎えて物の陰に隠れているわけです。
床下にいるとしたら水回りの劣化による水染み近くに多くの瓦礫や端材がある、何かに期待したであろう炭や調湿剤のマットがある、防湿シートを敷いてある、そんな床下はその下に潜んでいるのをよく見ます。それ以外はほぼ見ません。
では対策をするとしたら、まずは少しでもムカデが嫌う環境にする事です。草刈り、不必要に植木鉢を置かない、屋根まで覆う枝は切る、隠れ場となる物は整頓して家から離す、そして夜はしっかりカーテンをしてなるべく明かりを漏らさない、やって損はありません。
では薬剤はどうか。家の外やムカデに使用できる薬剤は決まっております。そして常に人が生活する環境では何ヶ月何年と保つ薬剤はありません。また、周りの環境から薬剤に頼れない場合もありますし、常に敷地外から侵入出来るわけなので100%いなくする事は不可能です。今いるものを駆除したら外から来るものを限界まで抑えるしかありません。
でも施工した方はそれが目に見えて効果があるので「やっとゆっくり寝られる」とか「滅多に見なくなったし見ても弱ってて助かる」などの感想を頂き、そして毎シーズンご依頼頂きます。気が早いと冬のうちから「また頼むね」と言ってきてくれます。
私の自宅も山に近くてムカデが多いので毎回処理をしますが感想は同じです。
Posted by あり屋 at 14:50│Comments(0)
│その他