2018年05月13日
枠組壁工法
枠組壁工法(ツーバイフォーなど)の床下は非常に動きやすく、それだけ見れば体力的には嬉しいです。しかし被害が出ると厄介な現場が多く、早期の発見や本当に必要な箇所への早期予防駆除が重要だと言えます。
被害の出やすい玄関やポーチ周りは在来工法に比べて更に目視の大変な構造のものが多く、材を張り合わせた土台や柱を使用する事からその材と材の間などは白蟻の格好の活動域となってしまいます。床に施した断熱材への侵入をよく見るのもこの手です。また、洋風の建物であるが為に花壇を作るのもよく見かけますが、作り方によっては外からの侵入が格段に起こりやすくなりますので注意が必要です。
2018年04月17日
ムカデ
暖かくなってきました。
私がよく依頼されるのは白蟻とムカデ、ムカデと言えばあの忌々しい姿をパッと思い浮かべる人、または外で小さなものしか見た事がないという人、地域によりそれぞれだと思います。
生息の多い地域だとモンスター級のムカデが毎年何匹も家の中に入り込み、夜中に噛まれたとか靴の中に入っていたとか悲鳴を上げる程の恐怖を味わっているわけです。噛まれると本当に痛くて一匹見るとかなりの間ビクビクします。
基本的に奴らは夜行性で、家に住み着くというよりも餌となる他の生き物を探して侵入してきます。そしてそのまま朝を迎えて物の陰に隠れているわけです。
床下にいるとしたら水回りの劣化による水染み近くに多くの瓦礫や端材がある、何かに期待したであろう炭や調湿剤のマットがある、防湿シートを敷いてある、そんな床下はその下に潜んでいるのをよく見ます。それ以外はほぼ見ません。
では対策をするとしたら、まずは少しでもムカデが嫌う環境にする事です。草刈り、不必要に植木鉢を置かない、屋根まで覆う枝は切る、隠れ場となる物は整頓して家から離す、そして夜はしっかりカーテンをしてなるべく明かりを漏らさない、やって損はありません。
では薬剤はどうか。家の外やムカデに使用できる薬剤は決まっております。そして常に人が生活する環境では何ヶ月何年と保つ薬剤はありません。また、周りの環境から薬剤に頼れない場合もありますし、常に敷地外から侵入出来るわけなので100%いなくする事は不可能です。今いるものを駆除したら外から来るものを限界まで抑えるしかありません。
でも施工した方はそれが目に見えて効果があるので「やっとゆっくり寝られる」とか「滅多に見なくなったし見ても弱ってて助かる」などの感想を頂き、そして毎シーズンご依頼頂きます。気が早いと冬のうちから「また頼むね」と言ってきてくれます。
私の自宅も山に近くてムカデが多いので毎回処理をしますが感想は同じです。
2016年06月09日
コンクリートと木製の脚
ある施設の出入り口部分です。足元はコンクリートですが基礎に蟻土の痕跡があります。前回文中の「コンクリート打ちのタイミングと木製棚の脚」がそのまま形になった現場です。基礎と土間コンクリートのクラックから侵入し、そこにあった木製棚の脚を食害しています。
2016年05月31日
コンクリートと柱
画像は土間部分の柱、見た目は何ともありませんが中はスカスカです。「コンクリートでもシロアリが来るんだね」と言われますがそれは構造や柱の位置によります。柱を埋没させたのかさせてないのか、させてなくてもコンクリートを打設したタイミングはいつで柱や木製棚の脚をどこに置いたか。
2015年07月02日
空気循環式
床下の空気を循環する家屋でのシロアリ対策、幸い私がよくお世話になるメーカーの監督さんは判断も早いし任せてくれますので薬剤を使わずにしっかりと点検し、どうしても薬剤が必要な箇所があれば限定的な使用で済ませる事ができる。
しかし普段付き合いのないメーカー等の困ってしまう現場がたまにピョコっと入る。そんな現場監督さんの話を聞くと普段の業者は薬剤を散布し保証書を出してくれると言う。構造上それはまずいですよと下手に下手に説明するもその業者とやらに電話で施工法を確認し始め、やはり散布してるよとか言い出す。もうイライラMAXですが怒っても仕方がないしある意味その監督さんはレベルの低いシロアリ業者の被害者だとも思える。しかし私は引くわけにはいかないのです。
しかし普段付き合いのないメーカー等の困ってしまう現場がたまにピョコっと入る。そんな現場監督さんの話を聞くと普段の業者は薬剤を散布し保証書を出してくれると言う。構造上それはまずいですよと下手に下手に説明するもその業者とやらに電話で施工法を確認し始め、やはり散布してるよとか言い出す。もうイライラMAXですが怒っても仕方がないしある意味その監督さんはレベルの低いシロアリ業者の被害者だとも思える。しかし私は引くわけにはいかないのです。
2015年05月31日
有料調査
調査は無料か有料か。無料なら毎年見て欲しいが有料ならやめておくと言うかたがたまにいる。なぜうちに聞いたのかが疑問だが大概は訪問の無料調査を経験され、不安を煽られ更に高額な見積りを出されてそれを疑っている状態。
調査をするにもしっかり時間を取り高速などの経費をかけて向かう。現場では消耗品もあるし普段は人の入らない空間に腹這いで土まみれになり知識と経験をフルに出す。築年数によっては何箇所も畳を上げて点検口を作成しないと調査できない場合もあるし、虫の多い場所はプロでも気持ち悪いし恐い。
まともな業者は部分的にシロアリの入りやすい構造があればアドバイスはするが結果大丈夫なら大丈夫、いなければいないとハッキリ言う。普通に考え無料で出来るはずがない。会社なら社長が社員に今日は頑張った分だけマイナスにしておくねと言う様なものだ。
適当なキャンペーンをうたい件数訪問しササッと無料調査し回収できるところから回収するのか、その現場の為の時間を取り隈なく調査し状態を的確なアドバイスをするのか、調査にも大きな差がある。
調査をするにもしっかり時間を取り高速などの経費をかけて向かう。現場では消耗品もあるし普段は人の入らない空間に腹這いで土まみれになり知識と経験をフルに出す。築年数によっては何箇所も畳を上げて点検口を作成しないと調査できない場合もあるし、虫の多い場所はプロでも気持ち悪いし恐い。
まともな業者は部分的にシロアリの入りやすい構造があればアドバイスはするが結果大丈夫なら大丈夫、いなければいないとハッキリ言う。普通に考え無料で出来るはずがない。会社なら社長が社員に今日は頑張った分だけマイナスにしておくねと言う様なものだ。
適当なキャンペーンをうたい件数訪問しササッと無料調査し回収できるところから回収するのか、その現場の為の時間を取り隈なく調査し状態を的確なアドバイスをするのか、調査にも大きな差がある。
2015年05月14日
対策にはなりません
シロアリ対策に大手業者で換気扇と調湿材を入れたという現場床下です。調湿材からは群飛孔でしょうか、シロアリが一生懸命作ったものが見えます。しかし色をよく見ると分かりますが調湿材をしっかりと利用されているのではないでしょうか。悲しい光景です。
2015年04月17日
2014年05月16日
防湿コンクリート
羽アリの発生に伴い忙しい季節となりました。
床下がコンクリートなのにシロアリはどこからくるのか?
よく聞かれます。
写真は防湿コンクリートですが基礎周り等にはこのようなクラックが出てきます。
そしてこのクラックからシロアリは侵入してきます。
もちろんシロアリがいればの話ですが・・・。
では侵入があった場合どのようにしたらよいのか、全面の対策が必要なのか。
まずはそこにいるものを駆除すればよいのです。
そこにいたからと言って全体にいるわけではないのですから。
2014年02月06日
外回りも大事です
家屋外回りの写真です。
花壇を作成してありますが通風を塞がなかったのは良い点です。
しかし土留めのブロックが問題です。
基礎とくっつけているうえにブロック上端が外壁にまで達しています。
シロアリはブロックと基礎の隙間から侵入し簡単に土台に到達出来ます。
幸い花壇の撤去が決まっているとの事でしたので安心しました。
2013年08月24日
調査でよく思います
床下調査時の写真です。
構造はベタ基礎、もちろん湿気などありません。
この状態ではシロアリの侵入するポイントは限られます。
だからと言って目視+αしなければならない部分もありますし床下だけでは足りません。
むしろ床上と言うか外回りと言うか、そちらの方が気を使います。
それにしても土台のオレンジ色、私は嫌いです・・・。
新築時には確かに処理した方が良いと思う木部個所はありますが写真の部分はどうでしょうか。
シロアリが土台に到達したら困ると言うのであれば、その前に地面の処理を突破されている訳で。
2013年04月23日
シロアリの季節です
椎間板ヘルニアに悩まされ早一年。
騙し騙し動いて半日が限度。腰の高さほどの小さな冷蔵庫すらもまともに動かせず、
歳が自分の倍ほどのお施主様に手を貸してもらわなければならない始末、なんとも情けない。
それでも歩行器の時に比べれば天国かもしれません。
シロアリが活発に動く時期になってきました。
この時期は「シロアリの消毒を・・・」との連絡が増えてきます。
そのような言い方をする業者が元なのでしょうが
殺虫剤を使用するのに「消毒」とは何とも違和感があります。
「消毒を」と言う方の中には「たっぷりと薬を撒いてくれ」と言う人が多く、そして
「消毒」と言う言葉に惑わされている気がします。
たとえば畑。「作物に農薬をたっぷり撒いてくれ」とか「畑の消毒」とはなかなか言わないのでは。
同じでシロアリに対しても「消毒」という言葉は合わない。
消毒ではなく殺虫剤と認識すれば「たっぷり撒く」といった考えも減るのではないかと・・・。
もう一つ増えるのが「天然物でできますか?」と言った連絡。
~油といった類の物を聞かれるが安全とは限らないのではないかと。
実際薬屋さんに言わせればクレームが多いらしいく、
かぶれる人もいれば匂いに耐え切れなく気分を悪くする人もいる。
実際どんな物を使ってもAさんは全く臭わないと言うのにBさんは臭いと言ってみたり本当人それぞれです。
野草なんかでもかぶれる事があるんですし危険なものもある。
毒キノコをすりつぶして塗っても天然では?と言いたくなる事もw
自分は「天然」と言う言葉にも惑わされてはいけないと思っております。
※天然物を薬屋さんがシロアリ用に製材した良い薬剤もあります※
2012年10月13日
シロアリ対策は構造から
床下調査時の写真です。
最近は少なくなりつつある木造の一般的な在来工法です。
右を見ても左を見ても蟻道のある状態でしたが問題はそれだけではありません。
まずは床下の高さが低い事。
大引き下は20センチ程度の部分が多く作業をする事が困難です。
次に床下の通気口が小さい事。
写真の給水配管と比べるとわかりますがとても人が通れる大きさはありません。
次に床下へ入る為の点検口が足りない。
在来木造のため和室が多いはずなのですが、改築により洋間へと変えられています。
畳を上げ床板を外せば簡単に入れるのですがそれが出来ません。
次に増築部分がある事。
後を考えた増築なら床下の事も考えられていますがそれが全くありません。
困難な床下にさらに困難な床下空間がプラスされている状況です。
また嫌なことに、基礎にブロックを使うなどシロアリ対策上好ましくない構造がプラスされていました。
シロアリ対策は薬剤を使う事だけではありません。
後を見据えた構造を考える事も立派なシロアリ対策です。
早期発見も容易になり、万が一の被害時も駆除に余分な手間や費用が無くなります。
2012年09月08日
被害と道具
畳にまで被害があるとの連絡があり現場に行きました。
ヤマトシロアリにしては頑張った被害です。
床下には少し太めの蟻道が。
地面は防湿コンクリートが打設されていますが基礎とは結合しません。
必ず隙間やクラックがありますのでシロアリがいれば侵入してきます。
お施主様も「コンクリート=シロアリは来ない」と思われていましたがこういった侵入パターンは多いです。
被害は断熱材にも及んでいました。
わかりにくいですが黒くポツポツとしているのはシロアリが内部に侵入し土をつけているからです。
断熱材はシロアリにとって環境が良い様で厄介です。
だからといって無闇に剥がしてしまうと薬剤を使うタイミングを一つ失ったり、虫のいる場所によってはシロアリが雨のように降り注いだり、とあまりよい事はありません。大量散布の場合はどうか知りませんが・・・。
これまた見にくいですが薬剤を注入すると所々から薬剤が浸み出てきます。
シロアリの活動する道が断熱材の内部に出来ている証拠です。
写真には写っていませんがちょっとした工夫をするだけで薬剤は無駄なく通す事が出来ます。
私が駆除をするときに非常に役に立っている道具です。
一つはエスケイユニオンの金子さんに教えていただいたものですが頑丈で思った以上に便利です。
場合にもよりますがあとは注射器風のものと駆除に都合のよい濃度にした薬剤の小ボトル。
考えて処理を行えばほとんどの場合はこれでいけるものです。
2012年07月29日
中途半端な防蟻シート
防蟻シートの写真です。
見ての通り基礎周りも配管周りも隙間だらけです。
シロアリは簡単に侵入すると言わざるを得ません。
前にも書きましたが私はこの机の上で出来たような工法が嫌いです。
シートをめくると地面は水分でいっぱいです。
シートで強制的に湿気を止めると言われていますが
ムカデなどの害虫にとっては良環境です。
大体は10センチクラスのやつらばかりで調査時はそれが怖くて仕方ありません。
中途半端にシートを敷かれた床下に段ボールが残されていました。
シートによる湿気で濡れているのがわかります。
このような現場ではシートを撤去する事もあります。
まずは部分的に撤去すればわかりますが数日で乾燥し違和感の無いものとなります。
シートによって分解されず積もってゆく埃なども無くなり
自然な床下環境で虫を早期発見できる最善な状態にする事が出来ます。
2012年06月05日
玄関ポーチ
数ヵ月空いてしまいました・・・。申し訳ありません。
この忙しい時期に椎間板ヘルニアに苦しみ
立つ、歩く、座るがほとんどできない状態、初めて歩行器のお世話になりました。
もともと腰が悪かったのですが今回は何の前兆もなく来やがりまして地獄の様な数ヵ月でした・・・。
写真は玄関入口ポーチです。
通常はタイルのお宅がほとんどですが
ここは大工さんが端材も大事に使用して木でポーチを作成してあります。
シロアリがいる様だとの連絡をいただき、初めて見た時は
思ったように薬剤を使用できるか?
と少し考えてしまいました。(考えるのが楽しいのですが・・・
と言うのも穿孔はしない、最悪穿孔しても2ミリ程度が前提だからです。
しかし仕事をしてみると思った以上に素直に薬剤が回りました。
見かけはゴツくて重量感があるのですが
非常にシンプルに作ってあるのが良かったようです。
また、ここの大工さんはシロアリに対して柔軟な考えを持っています。
部分施工にも理解があり床下空間も何かあった場合を考え常に高くしてくれています。
しかもこの現場はイエシロアリが生息する地域のため、万が一の場合は
駆除→撤去→補修 が簡単に出来るよう考えていたようです。
下手なシロアリ業者よりよっぽどしっかりした考えしていますw
ポーチも案外理想的な造りなのかもしれません。
この忙しい時期に椎間板ヘルニアに苦しみ
立つ、歩く、座るがほとんどできない状態、初めて歩行器のお世話になりました。
もともと腰が悪かったのですが今回は何の前兆もなく来やがりまして地獄の様な数ヵ月でした・・・。
写真は玄関入口ポーチです。
通常はタイルのお宅がほとんどですが
ここは大工さんが端材も大事に使用して木でポーチを作成してあります。
シロアリがいる様だとの連絡をいただき、初めて見た時は
思ったように薬剤を使用できるか?
と少し考えてしまいました。(考えるのが楽しいのですが・・・
と言うのも穿孔はしない、最悪穿孔しても2ミリ程度が前提だからです。
しかし仕事をしてみると思った以上に素直に薬剤が回りました。
見かけはゴツくて重量感があるのですが
非常にシンプルに作ってあるのが良かったようです。
また、ここの大工さんはシロアリに対して柔軟な考えを持っています。
部分施工にも理解があり床下空間も何かあった場合を考え常に高くしてくれています。
しかもこの現場はイエシロアリが生息する地域のため、万が一の場合は
駆除→撤去→補修 が簡単に出来るよう考えていたようです。
下手なシロアリ業者よりよっぽどしっかりした考えしていますw
ポーチも案外理想的な造りなのかもしれません。
2012年03月09日
シロアリフォーラム
まずは長い間のブログ放置、申し訳ありませんでした。
3月7日から本日9日までの3日間
和歌山県内で開催されたシロアリフォーラム研修会へ参加しました。
ナカジマシロアリの採取へは間に合わず残念な思いをしましたが
ホテルと民家2ヶ所でのイエシロアリの巣の掘り出し、
宿では根からの技術屋達が盛り上がるシロアリ話に参加でき
とても貴重な時間を過ごす事が出来ました。
ホテルの巣からは王、副女王が採取でき、
民家からは大きめの子供の背丈に匹敵するほどの巣が掘り出され
よい意味で油断も隙もない時間となりました。
皆さん今回も大変お世話になりました。
民家浴室下での巣掘り出し作業
王と副女王
掘り出された巣
おまけ
2011年10月18日
目に見えない部分
シロアリは床下からだけ上がるものではありません。
基礎には仕上げにモルタルを塗ってあるものが多いですが
年月がたつとそのモルタル裏に隙間が出来ます。
目には見えません。
そこを通過し床下には蟻道の無い、しかし食害があるなどの被害が出ます。
イエシロアリの多い地域では、長年住んでいる方や大工さんがそれに気付き、
わざとモルタルを塗らないなどの対策を取ったりしますが
知らずにビックリされる方の方が断然多いです。
うまく薬剤を注入処理すると、目に見えて隙間の範囲がわかります。
ただし、入れ方を間違えれば注入の力でモルタルが剥がれ落ち
最悪の見た目になりますので注意が必要です。
2011年09月17日
イエシロアリ点検
イエシロアリの生息する地域からの調査依頼がありました。
8月中旬に玄関ドア枠に小規模ながら被害があった為、
お施主様が市販の殺虫剤をかけたようです。
その後9月に入り、またシロアリがいたとの事で殺虫剤をかけたようですが、
やはり心配な為点検したいとの事でした。
現在、ドア枠では虫そのものの確認はできなく床下も被害は無い状態でしたが
家屋と接した倉庫ドア枠にイエシロアリの生息を確認、
また、家屋に立てかけた廃材を一枚一枚めくると
べったりとシロアリがついている状態でした。
状況的に玄関ドア枠にはまたシロアリが戻ってくる事でしょう。
この場合、お施主様は「すぐに床下全面の防蟻工事だ」と思うだろうし
そう言う業者もいると思いますが、そんな事は二の次です。
まずはこのシロアリの集団のみをしっかり駆除する事です。そして
市販の殺虫剤や防蟻剤は使用厳禁です。
それをお施主様にもしっかり伝え、また守らなければ
その場だけ、見た目だけの駆除となり
ほとんどの場合は被害の拡大、再発となります。
2011年09月04日
花壇
家屋外周に花壇を作ってある方をたまに見ます。
床下から通風口を見ると土で塞がれ機能していません。
また、家屋外部から直接シロアリが侵入する可能性が高くなります。
過去の業者はその点に気付いている様子がある。
しかし、この通気口両サイドの土台穿孔処理は戴けない・・・。
お客さんから見ると案外丁寧に見えるような話を聞く。
でも、まともな業者から見れば
最 低 な 仕 事 だ !
原因改善(花壇撤去)に勝るものはありません。