2009年12月13日
見えない侵入
浴室の柱と外壁付近の写真です。
基礎や外回りには蟻道などの兆候はありませんが
断熱材をずらしてみると、被害痕が確認できます。
これは浴室内部方面からの侵入です。
タイル張りの浴室は、蟻道もないのに被害が出る場所として
よくあることですが、最近はユニットバスの普及により
このような被害は減っています。
しかし、これによく似た条件を持つのが玄関や裏口にあたります。
他より地面と土台が近く、タイルの裏から侵入されれば
床下ではなんの兆候がなくとも被害は進行していきます。
特に玄関ドア枠に木材を使用しており、その枠を
地面に埋め込んでいる場合は注意が必要です。
蟻道の構築云々の前に餌と遭遇できるも同然です。
Posted by あり屋 at 08:51│Comments(2)
│シロアリ
この記事へのコメント
よくあるケースですね。
防除施工後に取付られちゃうんですよねー。
防除施工後に取付られちゃうんですよねー。
Posted by (有)ダイキョー
at 2009年12月16日 08:50

特に最近の発泡系断熱材は怖いですね。
Posted by あり屋
at 2009年12月17日 06:24
